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アノト日本、大日本印刷、日立マクセル、ワオ・コーポレーション、アノト方式デジタルペンを使った教育支援サービスを開発 国内初の実用化 |
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| 2004/03/04 |
アノト日本株式会社、大日本印刷株式会社、日立マクセル株式会社、株式会社ワオ・コーポレーションの4社は、スウェーデンのAnoto AB(本社:スウェーデン・ルンド市 社長:オリアン・ヨハンソン)が開発したデジタルペン(以下:アノト方式デジタルペン)と専用紙を使用した教育支援システムを共同開発しました。
アノト日本株式会社(社長:山中照雄 以下:アノト日本)、大日本印刷株式会社(社長:北島義俊 以下:DNP)、日立マクセル株式会社(社長:赤井紀男 以下:マクセル)、株式会社ワオ・コーポレーション(社長:西澤昭男 以下:ワオ)の4社は、スウェーデンのAnoto AB(本社:スウェーデン・ルンド市 社長:オリアン・ヨハンソン)が開発したデジタルペン(以下:アノト方式デジタルペン)と専用紙を使用した教育支援システムを共同開発しました。
当システムは、生徒が記入した答案用紙に対して、採点者が、○(正解)、×(不正解)、△(一部正解)などを記入していくだけで、生徒一人一人の合計点数はもちろん、設問ごとの正解・不正解などの結果を自動的にデジタルデータ化し、集計することを可能としたものです。
当システムは、ワオが展開する学習塾「能開センター」に導入され、本年4月より運用を開始します。全国120の営業所にデジタルペンを設置し、学校、塾、予備校などに対して、各種テストの企画から問題作成、印刷、採点、データ処理、結果帳票作成までをトータルに支援するサービスを展開し、今後3年間で30億の売上げを見込んでいます。
現在、日本国内はもちろん、世界的規模でアノト方式デジタルペンならびに専用紙の実用化に向けた取り組みが進められています。今回、ワオにて開始する教育支援サービスは、日本国内における初のアノト方式デジタルペン、専用紙の実用化となります。
専用紙には、文字、図表、イラスト、罫線といった通常の印刷のほかに、微細なドットパターン(ドット径100ミクロン、0.3ミリピッチ)が印刷されます。このドットパターンは、個々の印刷物に対して固有のパターンが提供され、重複することがありません。このため、ドットパターンを認識することによって、印刷物の種別を特定することが可能となっています。
アノト方式デジタルペンは、通常のボールペンとして使用できるほか、小型カメラが内蔵されており、専用ペーパーに印刷されたドットパターンを認識するとともに、ペンで記入されたパターンと記入が行われた時刻を同時に記録します。
アノト方式デジタルペンには、USBインターフェースまたはUSB/Bluetooth?インターフェースのいずれかが搭載されており、パソコンや携帯電話などにデータを転送し、このデータをさらにサーバへ転送します。
サーバでは、印刷物の種別の特定を行うとともに、あらかじめ設定した項目情報や、文字やパターンを認識するアルゴリズムと組み合わせることにより、「誰が」、「どの印刷物の」、「どこに」、「何を」、「いつ」、「どういう順番で」記入したかをデータ化します。こうして得られたデータをデータベース化したり、業務アプリケーションと組み合わせることにより、集計帳票のプリント出力や、Webブラウザで閲覧可能な採点結果の出力などを行います。
アノト方式デジタルペンと専用紙を使うことにより、「ペンで紙に書く」という極めて自然な動作で、リアルタイムにデジタルデータを生成することが可能です。
小学生などを対象としたテストの場合、マークシートなどの導入が難しいため、教育現場においては、採点作業を効率化するため、マークシートへの転記、パンチ入力、OCR処理などの作業が行われていました。今回開発したシステムではこうした作業が一切不要となり、より速く、正確に、低コストで、答案用紙の採点を行うことが可能となります。
従来の答案用紙に加えてドットパターンを印刷することにより専用紙にすることが可能ですので、選択式や記述式など出題形式を問わず、すべての答案用紙を専用紙化することが可能です。また、アノト方式デジタルペンは、小型・軽量であるため、どこへでも携帯して利用可能であり、作業手順や作業環境を全く変えずに、従来と同じ採点作業が行えます。インターネットを使って、全国どこからでも採点結果をサーバに送信し、答案用紙の郵送などを行うことなく、短時間で採点結果や集計結果を出すことが可能になります。
文部科学省の新しい指導要領、新しい評価方法、学力低下問題などを背景に、民間教育と公教育の双方において、相対評価テストに代わって、一問一問の結果を分析した絶対評価テストに対するニーズが高まっており、中学生向け市場に限っても、250億円を越える市場が見込まれます。このニーズに応えるためには、手作業による膨大なデータ入力のコストと時間が大きな問題となりますが、今回開発したシステムを使うことにより、低コストで付加価値の高いテストが実現可能となります。
今後は、生徒自身にアノト方式デジタルペンを持たせることにより、解答を記入し終わった時点で既に電子データ化が完了しているシステムなども視野に入れ、4社共同でシステム開発に取り組んでいきます。これによって、記述式の問題の場合などは、1つ1つの設問に対して、どれくらいの時間がかかったか、あるいは解答を行った順序などがデータ化されるため、生徒個々の習熟度を、より詳細に掴むことが可能となります。
具体的なシステムとしては、家庭学習用教材、授業用教材、遠隔教育システム、協調学習システムなどを、順次提供していく計画です。
なお、今回のシステムでは、答案用紙の印刷とアプリケーションの開発をDNPが担当し、マクセル製のアノト方式デジタルペンを採用しています。
本件に関するお問合せ先
株式会社ワオ・コーポレーション
広報企画室 松本正行 masayuki_matsumoto@wao-corp.com
〒530-0015
大阪市北区中崎西2-6-17 WAO第1ビル
TEL 06-6377-8860 FAX 06-6377-8770 |
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