「学校」のことは管轄外なのかもしれませんが、、、黙ってはいられない。
「先生に言われたら素直に聞くみたいですから」と保護者から相談され、代わりに叱ることもありました。反抗期に手を焼く保護者に「そんな時は“アクシスに行け”と言って下されば、こちらで受け止めます!」と申し出たこともあります。
こんなこともありました。おもしろキャラの中2の男子。元気がなく気になって観察してみると、講師から「学校の教科書使うから持ってきてね」と何度も言われているのに一向に持ってこない。「最近元気ないね、どうしたの?」と声をかけ、何度もさとした末、彼が意を決してカバンから取り出した教科書は不自然なまでにボロボロになっていました…。「学校で何かあったんだよね?」と問いかける私に彼は学校でいじめに遭っていることを打ち明けてくれました。私は何度もうなづきながら耳を傾けました。「学校」でのことは、「私塾」である私たちにとって管轄外なのかもしれません。でも黙ってはいられない。教育に携わる者として…。彼から事情を聞いた親御さんと連絡を取り合い一緒に学校に働きかけ、少しずつ彼の元気な姿が見れるようになってきました。
子どもたちと向き合う度「自分もおかしなことはできない」と背筋が伸びる。ヒマだった日なんて1日もない毎日でした。でも現場を離れ、本部スタッフになった今も「合格したよ!」と笑う生徒の顔を思い出すと、教室に戻りたいと思える。教室責任者は私にとってそんな仕事です。 |