子どもたちと真正面から向き合い、心を開き合うことで、信頼関係は生まれる――。
次に会社から提案されたのが「個別指導の教室責任者」という新たな道でした。通ってくる生徒全員の日々の小さな変化を見守る。進路や心をケアする。それが「個別指導の教室責任者」の仕事です。 直接教えることはないですが、資料だけでは伝わらない子どもの課題や心境をつかんで保護者と面談する。これを生徒全員分やっていくことは、慣れないうちは戸惑いました。でも生徒たちを見ていると分ってくるのです。挨拶した時の声の大きさ、帰る時の足取りが誰かに声をかけても らえるのを待つかのように遅い…。そんな不安を表してる小さな信号を見逃さずに声をかけていく。そうするうちに、だんだんと生徒のほうから心を開いてくれる。保護者のみなさんからも家庭の話まで打ち明けてくれる仲になっていきました。
学年や教科の枠を超え、子どもたちと喜びや感動を分かちあえる。自分の成長も実感!
個別指導Axis部門にきて6年目の今年。私は教室長と兼務して、広島県本部の責任者として任命されました。そんな中、小学生の頃から見守ってきた生徒がついに大学受験を迎えました。生徒だけでなく親御さんからも、念願の合格の知らせが…! まだ小さかった頃の楽しげな表情、不安げな表情・・様々な思い出が頭を駆け巡り、電話を握りしめたまま、泣いてしまいました。
学年や教科の枠を超え、長く深く向き合っていける。それを通じて自分自身も成長できる。今振り返れば、これこそがわたしがイメージしていた教育、そのものだと思うのです。
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