いよいよ最後の地方ロケ。
これで最後だーーーー!
去年11月に始まった地方ロケは、残すところあと2つ。
広島と山口です。
ゴールデンウィーク返上での仕事です。だって、GWのイベントをカメラに収めたかったのですから。
下調べや準備のために2日早く現地に入った、村上さんと青沼さん。
広島在住のカメラマン山藤万維さん、アシスタントの水黒真介さんと合流して、山口、広島の撮影ポイントをロケハンして回った。
実際に行ってみないとわからないこともある。
今回、安芸の宮島では海に浮かぶ大鳥居を撮影したいので、満潮時間を狙っていく予定だったが、地元の人に確認した時間に行ってみると、少しずつ潮が引き始めているではないですか。
「明日の本番は、もう少し時間を早めなきゃいかん」と、村上プロデューサー。
1時間早いスタートを決定。
はい、5時45分スタートです。
<正直>
眠い。。。。。。。
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早朝の宮島は人出も少なく、空気もさわやか。
すがすがしい気持ちで、撮影スタート。
今回は、大鳥居をくぐって厳島神社まで、カメラをズームして撮影。
そのための船をチャーターしました。
同じ航路を撮影のために何度も行き来してもらって、モニターを見ながら監督がイメージする構図を手に入れる。
ズームのスピードも結構難しいんです。距離とスピードの関係が。
宮島にふさわしい、スピードがあるんですね。
でも、大鳥居をくぐって神社へたどり着く〜。こんな経験はなかなかできないことです。
“早起きは3文の得”でした。
それにしてもさすがに“世界文化遺産”です。本当にうつくしい。
いい絵が録れたと思います。
- 厳島神社も撮影は順調に進んで、そろそろお腹がすいてきた。
朝ごはんも抜きだったし、そうだ!宮島といえばアナゴ飯だ!
上野のあなご飯は、駅弁ベスト1にも選ばれた優れもの。本店が宮島にあるっていうから、気持ちはすっかりアナゴ。。。なのに、朝が早すぎてお店が開いてない、という悲劇に遭遇。残念でした。ロケに出るとこんなものです。焼きたてのもみじ饅頭でお腹を満たして、次の撮影地、原爆ドームへ〜。
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毎年8月6日、テレビで見る風景。
世界の悲劇です。つらい場所です。
原爆ドーム撮影ポイントにカメラを設置したスタッフをしり目に、監督はどこかへスタスタ歩いていく。
「お〜い、そこじゃない。こっちの方がいい。
ここで撮って」
「ドームと後ろの新しいビルが
時代の変遷を映し出してくれるから」と監督。
みんな慌しくカメラをたたんで、監督の後に続きます。
やはり、最後のココ!という場所は、監督の感性が決めることに。
この後、市内を撮影して、その足で下関へ向かったのです。
順調に進んだ撮影、ロケハンの成果です。
- 下関海峡まつり
23回目を迎える下関海峡まつり、ここ関門海峡ははるか1700余年前に源氏と平家の壇ノ浦の合戦が行われた地です。安徳天皇の入水、その悲しい末路も有名な話。
その史実にちなんで“源平船合戦”や“先帝祭“などが開催され、歴史絵巻が繰り広げられます。私たちもこのお祭りを知りませんでした。
が、すごい人。
駐車場は朝から行列で、すぐに満車。
ロケ隊も駐車場を確保するために、8時過ぎには現地へ。。。
こういった行事では、カメラ位置が重要になるので、一番いい絵が撮れる場所を確保しなければならず、ここ!と決めたら、アシスタントはずっとそこで待ちます。
今回は屋上からの撮影を決定。青沼アシスタントは強い日差しの中、
3時間近くその場を死守したのです。
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“源平船合戦”では、源氏と平家に扮した船が双方で80隻ほど出て、雄大な風景をかもし出します。船には、安徳天皇に扮した人物や、鎧兜に身を包んだ人物など、歴史絵巻そのもの。
こんな風景、なかなか見ることはできないものです。バッチリ撮れました。
カメラマンの山藤さんには、広島から山口まで、車での移動も含めて大変お世話になりました。

5月ゴールデンウィークのロケ、お天気には十分すぎるほど恵まれて、ほっと胸をなでおろしましたが、(雨だったら、本当に台無し、というか撮れません。出直しです)
5月の日差し、紫外線は夏以上とも。全員、よ〜く焼けました。
(文・撮影 西澤真佐栄)