INTERVIEW

教育の改革者インタビュー
個別指導Axis
スーパーバイザー

沖 真佐典さん

「個別指導Axis」スクールマネージャーとして働き始めたきっかけは何でしょうか?

 社として集合指導中心の展開から、新たに個別指導を展開していくにあたり、責任者として赴任することになりました。自身の経験がどのように活かせるかチャレンジできる機会をいただき、うれしさ半分と不安半分でした。

スクールマネージャーとして「教育」に
携わることで、心がけていた事を教えてください。

 積極的に話しかけてきたり、週に何度も顔を合わせる子どもは自然と会話が弾みます。反対に普段からおとなしく授業後すぐに帰る子どもには、特に時間を取って話し、今何を悩んでいるのか、志望校の提案などはどのタイミングでするのが効果的なのかを考えていました。現在はSV(スーパーバイザー)としても、上記の考えを持って子どもと対応することを大切に考え、各校に指示・提案しています。すべては子どものことを考えた上での発言であることを伝えると、各校の責任者もスムーズに受け入れてもらえるようになりました。

ワオの「教育」の現場は
どのような環境でしょうか?

 集団・個別の形式にとらわれず、一人ひとりに対して真摯に向かい合える場であるのではないでしょうか。実際、両方の指導に携わった私は、個別指導Axisに異動になった当初こそ戸惑いはありましたが、一人ひとりを大切にし、「志を高く持ち、自ら考え、自ら学び、自らの判断で行動できる人物の育成」というワオの教育理念そのものが実践されている場であると体感することができました。また、ほかの指導者と子どもの成長を共有し、一人で悩まずみんなで解決策を考えることができ、楽しくアットホームな環境ともいえますね。

ワオの「教育」に携わり、嬉しかったこと、
感動した体験を教えてください。

 入試に関わる仕事ですので、不本意な結果に終わった子どもも送り出してきた経験もあります。そんな子どもの中には悔しさをバネに頑張り、3年後や6年後に、見事に志望する高校・大学に合格したことをわざわざ報告してくれたときは本当にうれしいですね。また、そんな子どもが大学生になり、今度は指導スタッフとして一緒に頑張っていただくこともあります。またワオに戻ってきてくれた嬉しさで胸いっぱいになります。

これからの「教育」に望むこと、またそのために
ワオができる事を教えてください。

 IT化が進み、教育界も例外なく変化していくことになる中で、変化・進化することと、変化させてはならないことを見極めることが大切です。タブレットやスマホなどの情報端末を小学校の低学年から使いこなし、通塾せずに在宅での学習が中心となる時代になったとしても、人と人との触れ合いを大切にし、相手の立場を理解し、気持ちを汲んで物事を考えられる人物を育成したいですね。同時に、学びの場には「厳しさ・熱気・大笑い」が同居できるような空間を提供し続けていきたいですね。

これからの「学び・感動」のために挑戦したいことなどはありますか?

 自分自身が培ってきた教育に関する考えがどこまで通用するか、いろいろな方にも実践いただき、広めていきたいです。まずは日本のどのエリアにおいても通用するかどうか、です。その後、文化の異なる世界の国々で通用するか、機会があれば挑戦していきたいですね。実際に海外に出なくても挑戦できる時代はすぐそこまで来ています。多くの仲間、とりわけ自分の過去に指導した子どもと共に仕事ができれば最高に楽しいだろうなぁと考えています!